アメリカ輸出アメリカ輸入・アメリカとビジネスするために

アメリカ輸出アメリカ輸入・東北の中小企業や個人がアメリカとビジネスするための現地情報をオフィスかしわぎのOVTA国際アドバイザーが分かりやすくご説明します。


アメリカ輸出輸入ビジネス

柏木 脩一

Author:柏木 脩一
オフィスかしわぎ 代表
貿易コンサルタント
(財団法人)海外職業訓練協会
(OVTAオブタ)国際アドバイザー

盛岡大学 国際ビジネス論
 非常勤講師
朝日新聞岩手版コラムニスト

趣味はゴルフと囲碁

オフィスかしわぎ公式ホームページ



カテゴリー



記事





トラックバック



最近のコメント



月別アーカイブ



QRコード

QRコード



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



リンク

このブログをリンクに追加する



アメリカ輸出輸入ビジネス



RSSフィード



By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ



FC2カウンター



あのときの岩手県物産展inニューヨーク
フォロー不足を感じさせた
岩手ブランドのニューヨーク進出


日本の食料基地としての役割を担う岩手に於いて、その経済全体に占める食料産業の生産額は約1兆4300億円に上る。それは県内総生産の約16%を占めているのだ。この岩手の食料産業を眺めてみると、著しい環境の変化にさらされ早急な対応を迫られているようにみえる。世界の工場といわれる中国は、他方で世界の食料基地として、とりわけ日本の食料基地化は岩手の存在を脅かす状況にあることを認識させられる。その現実を農業及び水産双方の関係者に聞いてみると、多くが危機感を訴える。このような状況下で、岩手ブランドを積極的に海外にアピールし、新たな市場の確保を模索する県の姿勢は評価できる。

そんな折、私はニューヨークで開かれた岩手のイベントを思い出していた。15年間過ごしたニューヨークは、いろいろな人種や文化が融合する刺激的な街だ。この街を司馬遼太郎は「おでん鍋」と呼んだ。「人種のるつぼであるこの街は、世界の多様な食文化も混在する。勿論、その中には日本食も存在することは言うまでもない。驚くことに、ニューヨークには200軒を超える日本レストランがある。なかでも寿司の人気は高く、近頃は日本レストランのみならず韓国レストランやチャイニーズレストランでも「寿司バー」を置く店が増えている。また、日本スーパーも10軒以上を数え、そこでは日本人の買い物客に交じって多くのアメリカ人の買い物客の姿も目にする。さらに驚くことは、大手スーパーチェーンの「A&P」などのように店内に「寿司バー」を置く店も現れていることだ。ちなみに、私のアカウンタント(会計士)のチャーリーは大の寿司好きで、彼は自宅のあるホワイトプレーンズの街のスーパー「大道」で、ノリや寿司ネタを買い込んで自分で手巻き寿司を作ったりするほどだ。このようなアメリカ人は、なにもチャーリーに限ったことではないのだ。ところでイベントのことだが、あれは、たしか1998年6月だったと思う。その日はニューヨークにあるスーパー・ヤオハンで岩手から来た人達によって餅つき大会が催されていた。ヤオハンはマンハッタンからジョージ・ワシントン橋でハドソン川を渡った対岸のニュージャージー州・フォートリーにある。餅が大好きな私は、この様なイベントを見逃すはずもなく、妻と一緒にヤオハンまで出掛けて行ってこの催しに参加した。この珍しい光景に接したアメリカ人の買い物客も興味深そうに輪の中に入った。つきたての餅は会場にきている買い物客に振舞われ、岩手から来た人達との出会いの場が生まれた。

じつは、ここヤオハンでは岩手県物産展が開かれており、餅つきは、そのイベントのひとつだったのだ。この物産展では副知事を筆頭に岩手県の物産関係者が勇躍ニューヨークに乗り込み「売らんかな」の意気込みを見せていた。このとき私は、岩手県のトップセールスマンとしてニューヨークに乗り込んできた副知事を始めとする関係者の行動力に深く感動したものだった。

前述したように、ニューヨークでこれだけ日本食がポピュラーだということは、現実問題として、寿司用の海産物やデザート用の和菓子など、岩手の食材にも売り込むチャンスと市場があるということだろう。また、アメリカンフードで使われるスモークサーモンスタージョンと呼ばれるチョウザメの燻製は岩手にもあるではないか。これらは日本の市場よりアメリカの市場の方がはるかに需要は大きいのだ。また、米の転作で4千トン強まで生産の上がった枝豆は、アメリカでもアペタイザーとして人気メニューになっている

そういう意味では、この岩手県物産展にこれらの業界関係者の姿が見えなかったのは極めて残念なことだった。そして、この物産展終了後は、ニューヨーク中どこの日本スーパーに行っても、二度と岩手の物産を目にすることは出来なかった。もし、ニューヨークのレストラン関係者やホールセール関係者、或いはバイヤー等にプレゼンテーションなどを行い、岩手の物産のすばらしさをアピールできていたら、今頃は、岩手ブランドがニューヨークに根付いていたかも知れない


テーマ:ニューヨークあれこれ - ジャンル:ビジネス

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
SEO対策:ニューヨーク SEO対策:アメリカ

東北の地酒

OVTA(オブタ)国際アドバイザーによる無料セミナー!ニューヨーク・アメリカでビジネスするために暖冬であると言えども、雪国東北の冬は長く厳しい。仕事帰りの道すがらコートの襟を立て小さな居酒屋の縄暖簾をくぐる・・・。世のサラリーマン達のほんのささやかな楽しみで.
コーヒーの香る朝【2007/02/24 19:59】





無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ